今日の成績は○●○でした。
1局目は4級の方が相手でした。
第2図で詰ませて勝っています。
振り返るのは第1図の局面です。
中飛車に振り玉頭を攻められそうな展開ですが、左美濃に玉を囲うための角を動かしづらいという局面です。実戦での△8六歩も悪い手ではないようですが、▲同歩に△同角▲8七歩と進んでも得になりませんでした。それなら△8六歩ではない手はないのかと検討したところ、△6四歩があったようです。冷静に見返せば確かに銀の逃げ場所はなく、▲5四銀△同金△5五歩とされても金を引けば問題ありませんでした。
2局目は4級の方が相手でした。
第3図で時間切れ負けになっています。
振り返るのは第1図と第2図の局面です。
ここで△5三歩は銀を引かれるだけで良い手にはならなかったようです。
最善手は△6四歩とのこと。その次に△5三と打てれば銀を取ることができます。この手筋は意識しておきたいですね。
第2図の局面は悩みました。良い手がみつからずに△7二角としてしまいましたが、△3六歩という手があったようです。考えてみれば持ち駒に角があり、相手の飛車と玉が斜めに並んでいるため、▲同歩とはしづらいでしょうし、無視して他の手を指した時には△3七歩成▲同桂に△3六歩と攻めていけます。これも冷静になってみれば分かりやすい攻め筋のため、覚えておきたい局面でした。
3局目は29級の方が相手でした。
第2図で相手が投了したため勝ちになりました。
振り返るのは第1図の局面です。
定跡にあるような展開ではないため1手1手注意しながら指していきましたが、本局は次の△3六歩だけが疑問手とされていました。ここで最善手は△5八飛成とのこと。確かに飛車金交換になっても金打ちから攻めていけば、相手玉の逃げ場所が少なく、敵陣の駒も受けに使いづらい位置に居るため有利になるということでしょうか。でもよくみてみると次善手は△3六歩になっていますね。この局面で飛車を失うのは怖いので、今の実力ならむしろ△3六歩でよかったのかもしれません。
3局を終えて達成率は14.7%になりました。