10月になって将棋ウォーズの成績が悪くなりました。
序盤で時間を使い過ぎて今までも多かった時間切れ負けが更に多くなった気がします。
新しい戦法書を読み始めた頃ならそれも仕方ないかと納得し、とはいえこのまま続けるのもなあと考えていた時に、久しぶりに将棋ソフトと時間無制限で対局したら中々面白かったので、当分は朝に将棋ウォーズで対局していた時間をソフトとの対局、反省に使おうと思います。将棋ウォーズで指し始めてからは人に勝つためには人と対局した方が良いと思い、ソフトと平手で対局することは避けていたのですが、少なくとも「毎回どちらかが詰むまで指せる」事と「時間をかけても指してしまった疑問手・悪手を知ることができる」事だけでもメリットはありそうなので。
という訳で既に何局か指しているのですが、今回から感想を書いていきます。次からはこの部分に注意しようというのをタイトルにしています。
前回はS3級に勝利したので、今回はS2級と対局しました。
ここで投了しました。棋譜はこちらです。
最大のミスは74手目の△3三玉だったと思いますが、その他にも疑問手等を振り返っていきます。
まずは11手目まで進んだ局面。
△3四歩として角を引かせても、▲同角成△同銀でも問題ないと思っていましたが、その後に▲8三歩と打つ手があったようです。△4二玉のように玉から動かす手は普段考えていないのですが、今後考えてみます。
次は45手まで進んだ局面。
素直に△同歩でいいかと思っていましたが、5六の銀を狙いにいけたようです。やねうら王と対局していると、角が下がれない形になっていてそれを取りに行くことがよくあるのですが、これは銀が下がれない形になっていました。
次は55手まで進んだ局面。
ここは悩みました。角金交換になっても飛車が成れればいいかと思い△7六角としましたが、疑問手でした。相手は持ち駒がない状態で攻めてきているので、ここで△5二金が出てくるようになりたいです。
次は63手まで進んだ局面。
馬と金の交換で飛車が成れるなら作戦通りだと思って△7七馬としましたが、△8八馬の方が良かったですね。▲同金△同飛成なら攻めが続きそうです。
次は73手目まで進んだ局面。
△7六金の狙いがあるため金を温存したい。▲2三飛成と▲2二銀を両方防ぎたい。という事で△3三玉としましたが、指した後で相手の角のラインに動かしていることに気が付きました。ここが一番の反省点で、次回からは相手の角のラインに注意して指したいと思います。今回なら△3三銀なら指せたかもしれません。▲2三飛成は防げなくても△2二歩で追い返せるので。
最後は79手まで進んだ局面。
△4二金なら後手が有利と出ています。でも個人的な敗着手はやはり△3三玉にしたいです。
せっかくなので本局から成績を記録しておきます。
対やねうら王 S2級 0勝1敗
次回はS3級と対局します。